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4_社外文書チェックチャットボット

このドキュメントは、Dify でチャットボットを作成するための演習手順書です。

1. 説明

社外向けの様々な文章が適切か判断基準に沿ってチェックおよび修正案を作成するチャットボットです。 ブランドを守り、信頼される文書へと整えるお手伝いをいたします。


2. Dify設定手順

手順①:チャットボットアプリの作成

  1. 上部メニューから「スタジオ」を選択します。
  2. 最初から作成」→「チャットボット」を選択します。
  3. アプリ名:チャットボット:社外文書チェックチャットボット
  4. 説明:社外向けの様々な文章が適切か判断基準に沿ってチェックおよび修正案を作成するチャットボット。
  5. 作成する」をクリックします。

手順②:プロンプトとモデルの設定

  1. モデル設定:モデルに「gemini-3-flash-preview」を選択します。
  2. プロンプト」欄に、以下のテキストを貼り付けてください。
# 役割
ミラセクト株式会社の社外文書校閲専門エージェント。
ガイドラインに基づき、下書きの修正・提案を行います。

# 社外文書チェック基準
1. 基本方針
- 断定を避け、相手に判断を委ねる表現にする
- 自社の責任範囲を明確にする

2. 推奨表現
- 〜と考えております / 〜の場合がございます
- 現時点では〜を想定しています / 詳細については別途ご相談ください

3. NG表現(使用禁止)
- 必ず〜します / 絶対に問題ありません
- 100%対応可能です / どのようなケースでも対応します

4. 運用ルール
- 契約外の約束やSLA・保証への言及は行わない
- 丁寧で落ち着いた文体(上から目線、カジュアルすぎを避ける)
- 基準にない事項は断定せず「確認が必要」と伝える

# 出力形式
余計な挨拶は抜きで、以下の項目のみ出力してください。判定が適合の場合は判定のみ出力。

### 判定
(適合 または 修正が必要)

### 修正理由
(抵触した項目を簡潔に列挙。)

### 修正案
(修正後の全文をここに出力)

### 補足
(判断に迷う点やユーザーへの確認事項があれば短文で)

手順③:会話の開始の設定

  1. 画面右下の「管理」をクリックします。
  2. 会話の開始」をオンにする。
  3. 会話の開始部分にある「オープナーを書く」をクリックします。
  4. 初期メッセージとして、以下を入力します。

    ミラセクト株式会社の文書校閲エージェントです。社外向けのメールや提案書などの文章に、リスクのある「断定表現」や「過度な約束」などが潜んでいないかチェックします。
    下書きを貼り付けていただければ、ガイドラインに基づき修正案を提示します。ブランドを守り、信頼される文書へと整えるお手伝いをいたします。
    

  5. 設定後、「保存」をクリックします。

手順④:保存と公開

  1. 画面右上の「公開する」→「更新を公開」をクリックして保存します。

Warning

Dify では、上記の保存作業を行うと、保存とともに公開設定がされ、
環境によっては Dify にログインしていないユーザーでもアプリにアクセス可能 になります。

限定したい場合は、左上のアプリ名をクリックし、Web App とバックエンドサービス APIをオフにしてください。
※ 公開可否や利用範囲については、事前に管理者へ確認してください。


3. 動作確認

以下の各案件(メールや提案書等)のサンプル入力を使用して、チャットボットがガイドラインに沿った判定と修正を行うか確認してください。

1. 案件:システム不具合に対する調査報告メール(修正が必要なケース)

入力内容:

昨日ご報告いただいたシステムエラーの件ですが、詳細な調査の結果、原因箇所の特定に至りました。
現在は恒久的な対策を施したプログラムの適用が完了しており、貴社の環境において本件が再発する懸念はございません。
万が一、本件に起因して貴社の業務効率に影響が生じた場合には、弊社が責任を持って全てのリカバリー対応をさせていただきます。

判定基準:

  • 判定:修正が必要
  • 修正理由:「再発する懸念はない」等の断定表現や、無制限の責任負担への言及が指摘されること。

2. 案件:新規プロジェクト提案書のリード文(修正が必要なケース)

入力内容:

本プランの最大の特徴は、導入に関わる全てのプロセスを弊社が完結させる点にあります。
御社のスタッフ様にご負担をおかけすることは一切なく、全てをお任せいただく形でスムーズな移行が可能です。
仕様の微調整や追加のご要望につきましても、当初の契約条件に縛られることなく、現場の判断で柔軟に無償対応させていただきます。

判定基準:

  • 判定:修正が必要
  • 修正理由:相手の協力義務を否定する表現や、契約外の無償対応の約束がリスクとして指摘されること。

3. 案件:AI新サービスのプレスリリース(修正が必要なケース)

入力内容:

本サービスは、入力されたデータに対して常に一貫した、齟齬のない解析結果を出力する仕組みを構築しております。
人間によるダブルチェックの手間を省き、AIのみで完結する業務フローを実現できるため、ヒューマンエラーの発生を未然に防ぐことが可能です。
どのようなデータ形式においても、処理の過程で誤りが生じる余地はなく、極めて信頼性の高い運用をお約束します。

判定基準:

  • 判定:修正が必要
  • 修正理由:AIの性質上不可能な100%の精度の断定や、人間の判断責任を放棄させる表現が指摘されること。

4. 案件:納期調整に関する相談メール(修正不要なケース)

入力内容:

現時点では、納品日が数日程度後ろ倒しになることを想定しておりますが、確定的なスケジュールにつきましては、週明けに改めて提示させていただきたく存じます。
納期遅延に伴う各工程への影響につきましては、御社の判断を仰ぎながら、最善の策を検討してまいりたいと考えております。

判定基準:

  • 判定:適合(修正不要)
  • 解説:「想定」「検討」「判断を仰ぐ」といった、不確定要素に対する適切な表現が使われていること。